自分で作るにんにく卵黄

自分で作るにんにく卵黄

現在では当たり前のように市販されているにんにく卵黄ですが、元々は南九州地方で古くから作られていた保存食であり伝統食です。
作り方は難しくなく、にんにくと卵があれば簡単に作ることができます。
大量に作る場合はにんにくを200g、卵黄を1個から2個用意します。
最初ににんにくを同量の水で茹でるか、にんにく自体の水分で蒸して柔らかくなるまで火を通します。
焦げ付くと風味が変わるのでお好みで少し焦がすのも良いでしょう。
火が通ったら粗熱を取りにんにくを潰してペースト状にします。
あとは卵黄を入れてかき混ぜれば出来上がりです。
市販されているソフトカプセルのにんにく卵黄にはこの状態のペーストが入っています。
このままでは保存が効かないので、鍋でゆっくり加熱するか、電子レンジに入れて加熱して水分を飛ばします。
ある程度硬くなったらバットや平たい皿にラップを引いてそこに伸ばし、日陰で少し水分が残る状態まで乾燥させます。
乾燥したら棒状に切り、更に5ミリ程度の長さに切りそろえて行き再び乾燥させて出来上がりです。
但しにんにくを加熱する際は強烈な臭いがするので、近所迷惑になる可能性があります。
その場合は鍋ではなくラップに包んで電子レンジで加熱すると短時間で済むのでにんにくの臭いもあまり広がりません。
卵は卵黄だけを使いますが、卵黄についている白いヒモのようなものは一緒に混ぜて下さい。
これはカラザといい、シアル酸という抗ガン効果をもつ成分の塊です。
混ぜてしまえば気になることもないので、必ず一緒に使うようにして下さい。

調理時間は30分から1時間、陰干しに3日から5日程度かかりますが、コストパフォーマンスに優れていて、料理の隠し味等にも使えます。
但し元々が保存食とは言え市販されているものと比べるとどうしても日持ちがしないので、あまり大量に作らずできるだけ早めに使い切るようにして下さい。